所長|芝知美 ブログ

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  • おひとりさまの老後問題について考える

    soudan_kotowaru[1]
    みなさん、こんばんは。
    30代にして自分の老後が早くも心配なしばです。

    一昨日放送のNHKクローズアップ現代、見ましたか?

     

    「おひとりさまピンチ!身元保証人がいない」

     

    ひゃー怖い
    タイトルだけでホラー映画並みに背筋が凍ります

     

    他人事とは思えません

     

    おひとりさまの身元保証等を行っていた
    日本ライフ協会の破綻により
    全国に不安が広がっています。

     

    結婚していない
    子供がいない
    子供や親族と疎遠になっている

     

    などの理由でおひとりさまの老後をすごすひとは
    年々増えています。

    おひとりさま老後では
    金銭面での不安はもちろんのこと、
    例えば

     

    ・アパートの保証人になってくれる人がいない
    ・入院する時に身元保証人を付けるように言われたが
    なってくれる人がいない

     

    などの問題に遭遇します。

     

    この世の中、さまざまな場面で
    他者の助けがなくては生きていけない仕組みに
    なっているのです

    そこで日本ライフ協会のように身元保証人等から
    葬儀手配までおひとりさまの生活をサポートする民間企業が
    あります。また一部の社会福祉協議会もサポート
    を行っているようです。

     

    当法人も死後事務委任契約で葬儀やなくなった後の手続きを
    サポートしたり、財産管理委任契約・任意後見契約等で
    高齢者の生活をサポートする活動を行っています。

    とはいえ、保証人になるか、といわれたらそれはなれないし

     

    全国に100程度おひとりさまのサポートをする民間機関があるといわれていますが、保証人の問題をどのようにクリアしていたのか謎です。
    預託金の運用等でリスク分の利益をえる仕組みだったのかな?

     

    私自身も兄弟姉妹がいませんし、
    いつおひとりさま老後になってもおかしくない!
    私の老後、誰に任せよう?

     

  • 会務は誰のため?

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    5月は総会シーズン
    先週末、私が所属する静岡県司法書士会・
    静岡県司法書士政治連盟の総会が行われました
     

    静岡県司法書士会の総会にて
    静岡県青年司法書士協議会会長の佐藤麻妃ちゃんより
     

    「会務が多すぎて若手司法書士が疲弊しているから
    会務の担い手を分散させるとともに、若手に複数
    振らないでほしい」
     

    というような質問というか、申し入れがありました
     

    「よくぞ言った!」
     

    という(主に若手の)反応とともに
     

    「まったく軟弱な、だから若いものは・・・・!」
     

    という(主にベテランの)反応も入り交じり物議を醸しています。

     

    ちなみに平成27年度の静岡県司法書士会には
    19の委員会がありました。

    私は業務研究委員会のうち、株主対策研究と創業支援(2つ)
    調停センター”ふらっと”の副センター長
    に属しております
     
     

    その他に政治連盟の副幹事長、
    司法書士総合相談センターしずおかの相談員、
    市役所等の無料相談員、
    法テラスの扶助審査員、
     

    その他関連でいえば、
     

    全青司ADR推進委員会幹事
    生活保護支援ネットワーク 相談員
    公益財団法人 ふじの国未来財団 監事
     

    もう一つ本日加わることになったので
    全部で11
     

    他にもなにかあったかな・・・??
     

    というように複数の会務、事務所の仕事以外のものを
    抱えております。
    会務やその他のものはほとんどがボランティアベースです。
    (日当が出るものもありますがほとんどが少額です)
     

    これでも一時期よりはだいぶ減ったのですよ?
     

    静岡県司法書士会の会員は約480名程度
    だと思いますが、会務を担っているのはその内
    一部の会員のみです。
    にもかかわらず、会の業務がどんどん増えているのが
    現状ですので、多重会務者が続出する結果に
    なるわけです

     

    会務は市民の皆さんのため、
    司法書士制度のために担っているわけですので、
    資格制度に守られて仕事を行っている人は
    くまなく全員会務をおこなうべきだと考えます。
     
    制度自体潰れる可能性のある時代です。
    自分のことばかり考えている人は
    得をしているように見えて、実は自分で自分の首を
    しめていますよ。
     

    また会務をとおして自分自身が成長もできます。
     

    役割が自分を成長させる
     

    役割が与えられることで勉強をし
    能力を高め、ステップアップしていく。
     

    そんな効果があるのでは?
     

    でもこの効果は、自分が進んで行っているかどうか
    大きく異なります。
    あとは事務所の業務が安定しているかどうかでも
    異なるでしょう。
     

    亡くなった父によく
     

    「(司法書士)1年目はありとあらゆることをやれ。
    2年目以降は自分のテーマを見つけて絞って追及しろ」
     

    といわれました。
     

    ですので、私は1年目は言われれば何でも引き受け、
    いろいろな経験をさせてもらいました。
    2年目以降は私のライフワークであるADRに絞って
    (その割には全然絞れていないけど・・・)
    会務を行ってきました。
     

    会務にあっぷあっぷしている若手のみなさん、
    いずれ力となっていくはずですが、いやいややるくらいなら
    辞めたほうがいいです。
    引き受けたからには楽しんで行う。
    それが無理なら引き受けない。これ鉄則
     

    自分のテーマを絞って、テーマに沿ったものを
    担ってみましょう。
    同じ会務でも市民の皆さんへの貢献も、自分自身へのリターンも
    全く異なってくるはずです。
     

    私も含め、後輩に会務を振る立場の先輩司法書士の皆様
    「自分(先輩)もあなた(後輩)より多く会務やって
    いるんだから、このくらい大丈夫でしょ?」
    という心の声がダダ漏れしている恐れがあります。
     

    気を付けましょう。
     

    キャパは人それぞれです。
    キャパよりも少し多めの役割を与えて能力を伸ばす
    ということもありますが、キャパ以上に大きすぎる
    と病みます。
     

    「今どきの子は軟弱だ」と思われるかもしれませんが
    いつの時代もそんなものです。
     

    北風と太陽で例えるのであれば、太陽になって
    後輩のみなさんの能力とやる気を育てましょう。
     

    自戒を込めて。

     

  • Rcafeしずおかのお知らせ

    6月17日(金)19時からRcafeしずおかを開催します

     

    メンタリング概論
     
    平成28年6月17日(金)19時から21時まで
     
    静岡県司法書士会
     
    講師 株式会社TRW 代表取締役 若杉 理
     
    メンタリングとは
     
    若杉さんは放課後ディサービスを運営し、
    メンタリングを取り入れた教育を行っています。
     
    メンタリングは企業の人材育成にも活用されている
    手法です。
    今回は2時間という短い時間の中で
    メンタリングを凝縮して熱くお届します
     
    参加料金無料です。
    興味のある方は芝までご連絡ください。

     

  • おもてなしの心を学ぶ

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    先日、西伊豆のとある温泉旅館に泊まった時の
    出来事
     
    その旅館では宿泊時に車の鍵を預けなくては
    ならなかったのです。
    出発時に車を受け取ると、
    助手席側のフロントガラスに交通安全を願う鶴が
     
    何とも気の利いた素敵なおもてなしを受けました
     
    旅の締めに思いがけない喜びがあると
    「またきたいなぁ~」と思いますよね。
     
    おもてなしの心、学ばせていただきました
     
    堂ヶ島ニュー銀水

     

  • 民事信託実務入門講座

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    GW,いかがお過ごしでしょうか?
     

    当法人は暦通り営業していますので
    本日はお仕事。
     

    お花が咲き乱れる季節になりました
    パンジーがきれいです。
     
     

    ところで民事信託、もしくは家族信託をご存知ですか?
    信託銀行がおこなっている信託とは違います(商事信託)
    事業承継の場面、親なき子問題、子供のいない夫婦の相続等
    さまざまな場面で今後活用が記載される財産管理方法です

     

     

    例えば、
     

    ①子供のいない夫婦がどちらか亡くなった場合、
    先祖代々の土地を配偶者に残す。
     

    ② 配偶者もなくなった場合、通常は配偶者の親族に相続され
    財産が渡る
    →これが通常
     

    ただ、配偶者には財産を渡したいけど、
    配偶者が亡くなった後は、自分の家系に財産を戻したい場合、信託をしておくことで、
    配偶者が亡くなった後は、
    自分の姪や甥等に財産を残すことが可能となります
     

    文章で読むとややこしい
     

    月に一度、東京に信託のお勉強に通い始めました
    これからますます需要が高まる制度ですので
    注目です

     

     

     

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