
2月19日(金)はRcafeしずおかの開催日でした。
18名のみなさんにご参加いただきました![]()
 
今回は「手話通訳という仕事」と題して有限会社ダイキョー
の太田寿巳社長にご講演いただいました。
例えばある聾者の方へ
 
「朝ごはん、食べた?」
 
と聞きます。
 
「ううん、食べていないよ。パンなら食べたけど」
 
と真顔で言われてしまった。
 
(もちろん聾者の方全員が上記反応ではないです)
朝ごはん、食べた?と聞かれたら一般的には
バナナを食べようが、ヨーグルトだけであろうが、
パンを食べようが、「食べた」と答えるでしょう。
 
ところが先ほどの質問の聾者の方は
朝「ごはん」=「お米」と思ったのです。
朝ごはんは食べていないけど、パンは食べた。
正しいことを伝えています![]()
日本に生まれたころから暮らしていても
日本語でのコミュニケーションの土台が
うまく一致していない。
 
考え方や発想が違う。
 
単純に日本語を手話で表せば意味が通じると
思っていたので、衝撃をうけました![]()
 
手話と日本語ってもう全く別の言語なんですよね。
 
伝わる様に瞬時に手話に変換して会話を
成立するようにお手伝いをする
・・・・・なんて大変なんだろう![]()
 
通訳者だからおせっかいはしない
(自立を促すために通訳者自身の意見等は言わない)
 
伝わる様に変換して当事者の会話をスムーズにする
 
メディエーターの役割にも共通するところがありますね!
非常に勉強になりました!太田さん、ありがとうございました![]()

    











