


マレーシアはイスラム教徒の多い国。
各地にモスクがあり、祈りをささげています。
渉外登記・法務を担う上で
宗教は非常に重要です。
宗教の戒律に沿って法律が作られている場合もあります。
現在世界には15億人以上のイスラム教徒(ムスリム)
がいるといわれており、今後2100年までに
キリスト教徒を抜いて、イスラム教徒が世界勢力になると
予想されています。
イスラムの教えについてはまだ勉強途中ですが、
モスクがとても好き。
今までトルコ、モロッコ等でもモスクに行きましたが
厳かで色彩が美しく、タイルの模様がとてもきれいですよね。
日本人であり、敬虔なムスリムでもある女性と
モスクの方にイスラム教について教えていただきました。

夜はイスラム教の学者の先生を含む
教会からご紹介いただいたみなさんと
ハラル料理(イスラムの教えに基づいた調理をされた料理)
を食べつつ、ディスカッション![]()
イスラム教ではアラーの教えを敬虔に守るために、
コーランはすべてアラビア語です。
これは翻訳等をすることで、アラーの教えが間違って伝わる
ことを防ぐ目的があるそうです。
マレーシアにはムスリムのために、
イスラム教の教えに基づく法律があります。
マレーシア国民全員が持つIDに宗教が記載されており、
ムスリムの場合には、ムスリムの法律を適用すること
になります。
日本と全然違いますね![]()
アラーの教えは普遍的なものである一方、
時代は変化し、アラーの時代にはなかったさまざまなもの
も増えていきます。
法律が改正されるように、時代とともに新しいルールは
できないのかどうかなど、書物ではなかなかわからない
疑問を直接学者の先生から教えていただけて
非常に面白かったです。
イスラム教というとどうしてもイスラム国のテロを
思い浮かべてしまいますが、
実際は全く違います。
もっとイスラム教のことを勉強しなくては。













